愛猫の腎臓病とプラセンタ。
こんにちは。
homeostajiaの深町です。
近年、うち猫のまるが、腎臓病になりました。
まるは、もう18歳。だいぶ、おばあちゃんです。
腎臓病になったのは、今から3年位前で…福井市の板垣から、現在の下馬本社へ引っ越しをした1年後くらいから。
たぶん、重量鉄骨特有の、夏に暑くなりすぎ、冬に寒くなりすぎるお家の構造のせいかもしれません。
飼い主の都合で振り回してしまって、病気になるのを早めてしまったのかな…
という申し訳なさも手伝って。
仕事中に膝に乗ってこようが、おやつを催促されようが、耳元で大声で鳴かれようが、服に穴をあけられようが。
愛しい気持ちしか湧かず…
普段から甘やかし放題に甘えさせているのですが。。。
なんと最近、うちの大先生が、まるにベジプラを食べさせているのを発見してしまいました
ベジプラとは、何を隠そう、弊社のベジプラセル960というプラセンタ含有加工食品。いわゆるプラセンタが主成分の健康食品で、通称ベジプラというのですが…
そのベジプラを、大先生が、まるに食べさせてるっ!!
なんで!??そんなん食べて大丈夫なの!?なんで食べさせてるのっ!?
と、大先生に震えながら詰め寄ったところ…
「だって高齢による腎臓病でしょ。補腎すればいいんでしょ?だったらベジプラでしょ」
と、シンプルな御言葉が。
確かにね。補腎ね。分かる。分かるよ。でも、猫でもいいのっ!???
「いいでしょ。生き物だし、同じでしょ、哺乳類だし。大丈夫、量はちゃんと減らしてるから」
と、いたって冷静におっしゃって。
まるは、大先生の指からベジプラの液体を美味しそうにペロペロなめているのです。
もう、目が点!!びっくりしました。
人用の健康食品を猫が食べているというだけでもビックリなのですが。
それだけではなくて、ベジプラって、実は、じつは、ものすごく、まずいんです。
弊社の看板商品を社長がまずいというのは如何なものかとは思うのですが、ベジプラはカプセル加工してあっても、プラセンタ特有の臭いが少しはするし、ましてやカプセルを割って中身だけを食べようと思ったら、かなり厳しい味のはず。
ましてや、ベジプラに使われているプラセンタは希釈していない粉末状のプラセンタで、かなり濃度が高いのです。だから、どうしても、(ごめんなさい)まずいの〜〜〜!!
なのに。まるは平気で、むしろ美味しそうにガッついて舐めているのです。
あんなに、ごはんやおやつの味には敏感な子(猫)なのに…
大先生曰く。
「あのねぇ、動物ってね、人間より賢いの。自分のカラダが必要とするものは、ちゃんと自分で分かってるの。だから、体の調子がいい時はベジプラもあんまり食べないよ。でも、必要としてるときは、こうしてちゃんと、必要なだけ食べる。あなたよりも、まるは、ちゃんと自分のカラダを分かってるの!」
と、叱られてしまいました。
確かに、まるは一時よりも、少し太ってきたようです。
腎臓病になってからは、ガリガリに痩せていていたのに、今は以前よりふっくらしてきたような…
それと、驚いたことがもう一つ。
口臭が少なくなってるのです。
猫が腎臓病になると口臭が酷くなってくるので、それと分かるようになるのですが…
ベジプラを舐めた後は、しばらく口臭が気にならなくなり、カリカリのごはんもおやつも減りが早いような感じです。
もしかして、ベジプラ効いてる?????
もしそうなら。
ものすごく、嬉しい
これで、少しでも元気になって、長生きしてくれたなら。
どんなにか、嬉しい
ただ…私自身は、少しというか、かなり反省です。
いけないですね、こんな仕事をさせていただいているのに。
自分の身内となると、冷静さを失って、大事なことを見落としてしまう。
自分自身の想いなどより、この子が、何を必要としているのか。
言葉は通じないけれど、ちゃんと、分かってあげられたらいいのにと、心から思います。
大先生は、さすがです。
まるちゃん、どうか、いつまでも、元気に長生きしてね。