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心(こころ)、というもの。

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    みなさん、こんばんは
    森咲沙月です


    心と体と肌は、同じものです。


    心が、体に現れる。心が、肌に現れる。

    では、心とは、一体何なのでしょう。



    心とは、感情や思考、意志…それらが一つになって、私たちの中にあるものです。



    感情には、7つの種類があります。

    喜び、怒り、悲しみ、憂い、思い、驚き、そして、恐れ。

    東洋医学では、これを、「七情(しちじょう)」といいます。



    七情は、現在で言うストレスの事。

    7つの感情のうち、一つだけが働くことはあまりありません。

    驚き悲しむ、思い悩み憂う、恐れ怒るなど…

    常に、いつくつかの感情が入り交じり、私たちの心を支配しています。

    七情は、私達の体内にある内臓、五臓六腑に直結しています。


    怒りを過ごせば肝を破り、

    喜びを過ごせば心を破り、

    憂思を過ごせば脾を破り、

    悲しみを過ごせば肺を破り、

    恐れ驚きを過ごせば腎を破ると言われています。


    感情が過剰に働いたり、抑制されすぎると、
    五臓六腑を直撃し、直接臓器を弱らせるばかりか…

    体の外からの外邪が侵入しやすくなり、体全体に大きな影響を与えます。




    思考とは、ものの考え方や、思いの内容そのもの。

    主観的な思考は、感情と一体となって現れる考え方や思いに近くなり、

    客観的な思考は、感情とは切り離された考え方に近くなります。



    「温かく感じる」「冷たく感じる」などは感情そのものではなく、主観的な思考と言えます。

    自分自身の心が感じる、感情に近い思考。

    思考と感情は同じ心が生み出すものであるため、一体になって現れやすいと言えるでしょう。

    マイナス的な感情を持っているときは、マイナスな思考を生み出しやすくなり、

    プラス的な感情を持っているときは、プラス的な思考を生み出しやすくなります。



    主観的な思考の持ち主は、五臓六腑に影響を与えやすい思考の持ち主と言えます。

    どちらかというと、感受性が豊かな、子供のような心を持つタイプの人。純粋で無防備な心。

    感情と思考が一体となった心は、五臓六腑が影響されやすく、体と肌に多くの影響が現れやすい状態となります。



    反対に、客観的な思考は、感情とは切り離された、ものごとのありのままを受け止めて考える思考に近いと言えます。

    客観的な考え方、思考を持つ人は、自分自身や他人の感情に影響を受けにくい人。

    傍から見ると、感情的でないので、落ち着いており、周りに同調せず、
    あくまでも物事を冷静に受け止め、そして、考えることが出来る高度な心を持つ人です。

    感情のコントロールが上手な思考の持ち主、理性的な人とも言えます。

    どちらかというと、男性に多いタイプかもしれませんね。

    高度な理性を持つ人は、思考が感情に影響されにくいため、五臓六腑が安定しやすく、肌も安定しやすい状態となります。




    感情や思考は、意志の決定にも影響します。

    意志も、心の働きであるため、感情や思考に影響されています。

    感情をコントロールした理性的な意思判断が出来る心は、傍から見ると頼りがいのある人に映るかもしれません。

    しかし、その一方、人間味のあまり感じられない、味気ないような印象も受けるかもしれません。

    感受性が豊かで、子供のような、無防備な心。

    感情をコントロールした、大人の、理性的な心。

    どちらが良いという事では、ないのです。

    どちらも、私たちの中に存在する、同じ心なのです。




    感情と思考はいつでも入り交じって、私たちの心を支配しています。

    感情は思考に影響し、思考は感情に影響します。

    そして、その時々の心の状態が、体や肌に影響を与えます。



    心は、常に動き、留まるところを知りません。

    感情、思考、意志…心を失うことは、私達には出来ません。

    疲れて、もう止まりたいと願う時でさえ、その願いも、心が生み出すものなのですから。



    心があるという事は、生きているということ、そのもの。

    心を失って生きることは、死に等しい虚しさや苦しみを抱えて生きるということなのでしょう。



    感情には、原始的な感情と言われるものがあります。

    原始的な感情とは、「恐れ」

    人類は恐れを持つことで、外敵から身を守ることが出来ていました。

    喜びや悲しみ、憂いや思い、喜びを知らなくても、生きていくことは出来ます。

    けれど、恐れを知らないと、外敵から身を守れなくなり、死んでしまうかもしれない。

    生き物が生きていくために一番最初に必要だった感情が、恐れなのです。


    ちなみに、恐れを司る臓器は「腎」

    腎は、命そのものである「精」を宿す臓器で、成長、発育、生殖、老化などと深い関わりがあります。


    四足歩行だった人類が二足歩行になったとき、

    前足だった両手が自由に使えるようになったとき。

    それから脳は目覚ましい発達を遂げ、

    それによって、さまざまな高度な思考や、それに伴う豊かな感情が生まれるようになりました。


    恐れや驚きなどの原始的な感情だけでなく、

    喜びや悲しみなどの高度な感情が生まれました。

    人類の進化と共に、思考と感情は複雑になり…



    愛、憎しみ、尊敬、希望、感謝などの、
    高度な知性を伴う、より高度な思考が生み出されるようになりました。

    それこそが、私達人間が、人間であるための、
    より人間らしい心と言えるのかもしれません。



    心に実体はなく、心は、あくまでも概念的なものです。

    心を見た人は、誰もいません。

    心、というものが何なのか、本当には、誰にもわかりません。



    ただ、私は。

    人間らしい心を大切に、生きていきたいと思います。

    きっと、あなたも、そう望んでいることでしょう。



    心に愛を。

    誠実さを。

    信頼を。

    感謝を。

    勇気を。

    生きる、喜びを。


    あなたの生に、愛と祝福を。

    心から、望んでいます。